不妊と内臓下垂

 あなたも影響を受けている内臓下垂

 デスクワークで夕方に肩こり、首こり、頭痛、腰痛が出てしまう人も内臓下垂が影響しています。

 内臓は腹筋や骨盤で位置を保っていますが、疲れが溜まると内臓を支えることが難しくなります。原因は疲労による腹圧の低下です。

 

内臓下垂の慢性化問題点

 内臓下垂が慢性化してしまうと何が問題なのでしょうか?まず内臓が下垂することにより、横隔膜も同時に引き下げてしまいます。

 その結果、胸郭の柔軟性が失われ、呼吸が浅くなります。

 呼吸が浅くなると呼吸によるエネルギー交換量が低下し、かるい酸欠状態になります。

 また内臓下垂により上半身にも引きつれが起こり、次のような症状を引き起こします。
 首肩こり ・頭痛 ・顎関節症
 胸やけ・食道炎 ・動悸

 

不妊につながる内臓下垂

 内臓下垂により圧迫された結果、次のようなことが起こります。
 ① 子宮や卵巣への血行障害
 ② 経血がスムーズにでない
 ③ 卵管へのストレスがかかり、卵管運動の低下
 ④ 精子の通過性の低下
 ⑤ 生理痛・子宮や卵巣のゆがみ

 

不良姿勢や猫背の影響

 顎が上がり、肩が前に入り、頭の位置が前方にいってしまう姿勢、いわゆる猫背ですが、ほとんどは内臓下垂が原因で起きます。

 猫背の人はその姿勢が楽なので、姿勢自体気をつけようとしても、上手くいきません。

 猫背の原因となっている問題を治療していき、無理なく正しい姿勢がとれる状態を作らなければいけません。